台湾にはほとんど自動販売機がありません。
その代わり、ドリンクスタンド（ジューススタンド）の店が流行っていて、街を少し歩けばあちこちで目にします。

チェーンの「50嵐」というお店が有名ですが、その他いろいろなお店があります。
店舗数が多いだけでなく、種類もびっくりするほど豊富！

お店によって多少違いますが、お茶やジュース等が、20元～40元で売られています安っ！
たしかに、安くて作りたてのドリンクが飲めるなら、ペットボトルを買うことはないですね～
ドリンクスタンド、素晴らしい文化です


今回は、高雄の地元民に大人気のドリンクスタンド2店に行ってきました


◆濃厚舖青草茶◆　苦味のある薬草茶の専門店









緑に赤い文字、インパクト大のでっかい看板が目印。

創業50年の歴史があり、本店は高雄の有名な夜市「六合夜市」にあります。
メニューはお茶、薄茶、明目茶の3つのみでした。
いわゆる「健康茶」の専門店です。






こちらが激苦濃茶　小杯（３６０ｃｃ）２５元











健康マニアの友人はこの濃厚な苦味がたまらないと言ってました！
少しもらって飲んでみましたが、味は日本の青汁的な苦みと似てるかな？
意外に飲みやすかったです






◆樺達奶茶◆　ミルクティー専門店


















自分好みのオリジナルティーを注文できます。
紅茶、緑茶、プアール茶の3つから選び、＋ミルクとの割合と甘さを選びます。
ミルクは生乳100％　　他にも梅茶、レモンティー等もありました。
















私は「美容奶茶」美容ミルクティーという名前の
紅茶多めのミルクティーにしました
＋５元でブラックタピオカを追加し、タピオカミルクティーに


オリジナルタピオカミルクティー４５元





※タピオカミルクティー関連記事はこちら↓
◆春水堂(光復店)2011.6台北

※タピオカスイーツ関連記事はこちら↓
◆台湾スイーツ☆鳳山夜市の香品豆 花2011.9高雄



11回目台湾旅行記（高雄編）
続く・・・






◆この記事の写真は、デジタル一眼レフカメラ
OLYMPUS PEN E-PL1で撮影しています






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高雄の左營という所に「自助新村」という、「眷村」があります。

この村がもうすぐ取り壊されてしまうとの噂を聞き、
これは絶対行かねば　ということで行ってきました

「眷村(けんそん)」とは・・・
国共内戦に敗れた国民党政府と一緒に、中国大陸から台湾に渡ってきた人たちの仮住まいのことをいいます。

ここ高雄左營だけでなく、「眷村」は台湾各地にあります。
仮住まいだったはずが、それから現在まで50年以上住み続け
結果、どこの眷村も老朽化が進み、徐々に取り壊しが進んでいます。

これを知った女子高校生2人が、この地区に絵をかかせてほしい！と頼んだところ
「どうせ壊すんだから、おもいっきり描きなよ」・・・とあっさり快諾され、
ストリートアート「眷村裡迷路」が完成しましたいやはや、なんとも台湾らしいゆるさ（笑）

これが話題となり、「自助新村」は人気の観光スポットとなったのです












自助新村はとっても入り組んだところにありました。
さんざん迷ったあげく、やっと到着まさに迷路でした。















路地を入り奥へ進むと、そこは別世界！













創作活動はブログやFACEBOOKでも広がり
瞬く間に若者の注目を集め、たくさんの学生が参加することとなりました。














ど、どこでもドアが...！！





残念ながら、鍵がかかっていて空きませんでした
どらえもんは台湾でも人気らしい






手無しのマネキンがこっちを見てる・・・



アートはペイントだけではありませんでした。
おもちゃやガラクタ、マネキンまでもが壁に貼り付けられていました。





















電話ＢＯＸに見せかけた作品。

















カラフルでユニークなデザインがたくさん！
夢中で写真撮影




こんなに狭い路地もアートが施されていました。







木の上から何かを訴える赤ちゃん・・・コワイ。。

















こんなにも自由にアート（らくがき）されていますが、
まだ住んでいる家もたくさんあります。
当然、住人の許可は得ているんでしょうね・・・



















ほんっとキレイな絵！
そして、右のおもちゃ（笑）いったいどこで手に入れたんだろう。









またまたいました！野良犬ちゃん。






迷路の上を歩いていました。
カメラ目線でサービス







台湾の郵便ポストは赤と緑の２つセットが一般的。
なるほど、たしかに恋人みたいね！












この通りは眷村らしい作品がそろっていました。
電柱柱に書かれている「一年準備，兩年反攻，三年掃蕩，五年成功」とは、
台湾に逃げてきた国民党がいずれ中国(大陸)に戻ることを強調したスローガンです。










台湾の7-11のキャラクター「ＯＰＥＮちゃん」もいました。










陽気なスポンジボム。











いきなり近くにいたおばさんが話しかけてきました！

「来て来て！うちは豚ちゃんを飼ってるのよ！」とのこと。
台湾では、ペットとして人気の高いミニ豚。
ただ最初はミニでも時間が経つにつれ巨大化し困ってしまう例が多いのだそう。







村の中には小さな駄菓子屋さんもありました。





1.2時間で一回りできました。







村の入り口に小吃のお店がありました！

なんと、、この日は夢中で遊んでいてお昼を忘れていたのです。
食いしん坊の私たちが・・・・・・まさか、びっくりでした。
















肉入り葱抓餅（読み方はツォンゾワピン）と、熱狗アメリカンドックを買いました
葱抓餅は、カリカリもちもちのクレープです。









自助新村。こんなにユーモアでカラフルにデザインした村を取り壊してしちゃうなんて
もったいないな～と思いましたが、そもそも取り壊すから出来たこと。

今回、自助新村に来て写真に残すことができてほんとよかった










◆この記事の写真は、デジタル一眼レフカメラ
OLYMPUS PEN E-PL1で撮影しています



11回目の台湾旅行記高雄編つづく・・







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11回目台湾旅行記高雄編

この日はとくに暑く日差しが強い日でした
通称：オバサン手袋もして、完全装備でお出かけ

高雄の有名なお寺 『三鳳宮へ行きたい！』 と友人にお願いし出発しました！





5分ほどで到着！

しかし・・・・







チ～ン。


シートに覆われ外観がほとんど見えない
まさかの工事中でした・・・・







派手なテントの下に仮設祝寿台が。。




内部は工事中のためほとんど見られず、、
残念無念。





気を取り直して高雄市立歴史博物館へ





なんと！ワンちゃんが出迎えてくれました↑
（たぶんこの辺に生息する野良犬ちゃん。）







中に入って少し歩くと・・


でたー！三太子！



ここ数年、台湾のイベントで大人気の彼。その名も「電音三太子」

台湾の民間信仰の対象「三太子」の頭でっかちなはりぼて人形が、
ディスコ調の電子音楽（電音）に合わせて激しく踊りまくり盛り上げます。

※「三太子」とは、中華民族の伝説上の人物、哪吒（ナージャ、ナタとも）のこと。ナージャは神の兵を率いる少年神です。






約10年前、テクノ調の音楽に合わせて踊る日本のパラパラダンスが流行した頃
台湾ではこの「三太子」が踊りだし、「電音三太子」という名前は2007年頃に定着したそう。

大ブレークしたのは、09年7月台湾南部・高雄で開かれた世界的なスポーツ大会「ワールドゲームズ」の開幕式がきっかけでした。
会場の四方八方から50人の「電音三太子」がスクーターにまたがり颯爽と現れ、
外国人はもちろん、台湾の人たちをも驚かせました（笑）

台湾の人たちは、
「世界中の人たちが見ているこの場でここまでやるか！」　と半ばあきれながらも、
「これこそ台湾だ！」　と観客を笑わせ、大人気になったのだそうです。

それから、「電音三太子」はあちこちで出没するようになりました。

それにしても、神様＋スクーターって。。。いったい誰が開幕式に起用しようと思ったんだろう。






さぽぽも、こんなに近くでまじまじと見るのは初めて。

眉毛太っっといなー。





「三太子」は交通の神様でもあります。
風火二輪（二個の車輪の形をした乗り物、火と風を放ちながら空を飛ぶ）に乗って戦う姿は
『封神演義』『西遊記』などで見たことありますよね？
このため、タクシーやトラック、観光バスの運転手たちに信仰されています。







もともと「三太子」というのは笑いを狙ったものではなく、民俗的な信仰の対象のようなものだったのです。
台湾における道教の神様の誕生日を祝ったりする「廟会」（縁日）では、大きなお面をかぶり衣装を着た、この「三太子」に扮した人が練り歩きます。
そういえば以前行った、台中のお祭りにもいました！
※過去記事はこちら↓
秋の台湾(台中民俗公園-鎮瀾宮-高美湿地)2009.9台中








おしゃぶり三太子。



ギャー！　生首








ここへ来る前、工事中で見れなかった三鳳宮です。

















こちらにも「三太子」
顔、髪型など、いろいろな種類がいます。
伝統的なドラゴンの刺しゅう入りの鎧姿が一般的。









何度見ても、私には「神」というよりキワモノにしか見えません。



『BOBI！BOBI！』





なんと！
電音三太子のダンス体験コーナーがありました！！












私たちがやっていると、近寄って来た博物館スタッフのおばちゃん。
「こうやってやるのよ！」　と手取り足取り教えてくれました。






このおばちゃん。
「ちがう！そうじゃないのよ～！」と言い、ついにスティックを奪い踊りだす。







ここでは台湾の昔の儀式について紹介していました。





【結婚儀式】













【平安儀式】





【16歳の儀式】












記念撮影ができる機械がありました。
これ、撮影後に電子メールでデータを送ることもできます。






館内にあるお土産屋さん。
台湾鉄道グッツを中心に販売しています。





こちらがオススメのお土産！





『我想瘦』（痩せたい）お守り。

これこそ、まさにさぽぽのためにあるような物。
いいものを見つけました（笑）

I LOVE　台湾とあわせて２つお買い上げ





博物館を出てバイクで移動。走っている途中に見つけました。
まさかマネキンを使っちゃうとは。さすが台湾。









続く・・・






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